最近の常用レンズである「smc PENTAX-FA 43mm F1.9 Limited」
パンケーキレンズと呼べるほどのコンパクトなレンズですが前々からフードをどうするか悩んでいました。
そもそもフードって必要?
改めてレンズフードを着けるメリットを考えると主に以下の点が挙げられます。
①ゴーストやフレアと言った光の映り込みを防ぐ。
逆光での撮影時に映り込む光の玉(ゴースト)や画面の白とび(フレア)を防げる。
②レンズ表面の汚れ防止
意図せず指や周囲のものに接触することによる、レンズ表面の傷や汚れ防止に役立ちます。
③万が一のレンズ落下時の衝撃緩和
想像するのも恐ろしいですが、気をつけていても交換の際などに誤ってレンズを落とす可能性は0ではありません。
そんな時にもフードが衝撃を吸収し、本体へのダメージを緩和してくれる場合もあります。
純正フードが微妙
これらの利点もあり、レンズには絶対フードを着ける派ですがFA43mmに付属しているこの純正フード
結構かさばるんですよね。。。
着けることでせっかくのレンズ自体のコンパクトさが損なわれているのが気になっていました。
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そのためレンズのコンパクトさを損なうことなく使い勝手の良さそうなフードを物色。
先日、気になるフードが見つかったので貯まっていた楽天の期間限定ポイントで注文しました。
ETSUMI 撮影用品 メタルインナーフード+キャップセット 49mm用 シルバー
購入したのはこちらのフード
ねじ込み式のキャップは着脱にちょっと手間がかかるため、他で代用しようかなと思いましたがデザイン重視でキャップ付きを選びました。
F値ごとの周辺減光チェック
F1.9
絞り開放では若干周辺に減光が見られます。
しかし、チェックしてみて分かったのですがそもそも純正のフードでも減光が発生していたようですね。
F2.8
F2.8 まで絞るとほとんど気にならないレベル
F5.6
F8
F16
後はF値5.6以上では減光は見受けられませんでした。
ケラレも発生せず、F値開放でも純正フードと変わらない周辺減光レベルのため純正のものに充分代替できると思います。
キャップは37mmのもので代用可能
ねじ込み式キャップの直径は37mm
使用されていないE-PL5の標準ズームレンズのキャップがあったので付けてみました。
実用性を考えると、やっぱりつまんで外すキャップの方が着脱が楽でいいですね。
気に入ったフードも見つかり常用レンズ化がさらに進む
色合いもレンズ本体のシルバーとよく合い格好よし使用感も文句なし。
フードが変わり更にコンパクトになったFA43mm。持ち出しの機会ますます増えそうです。