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こもれびより

PENTAX K-1/Q7にて撮影したスナップ写真と共に日々思ったこと感じたことをポツポツと投稿しています。

新卒で入った会社を辞めました。29歳での転職活動。

日常 自分語り

今日で仕事納めの方も多いかと思います。皆様一年間お仕事お疲れ様でした。

僕はというと先日新卒で入った会社を辞めてきました。転職です。

ここまで至る経緯などを自分への備忘録のためと、今転職を考えて悩んでいる人へ少しでも参考になればと思い残しておきます。

1.自分の話

改めて新卒で入った会社を29歳で退社することになりました。約7年間働きました。

人間関係は特に問題なし、待遇もそこまで悪くない、むしろ平均年収などを相対的に見ると恵まれている方だったと思います。しかし、転職を考えるに至りました。理由はいくつかあります。

今の仕事に対してやりがいが持てない

皆さん仕事は楽しいでしょうか?

仕事が楽しいと感じる時、それは人それぞれだと思います。僕も仕事をしていて楽しいと感じる瞬間はいくつかはありました。しかし、「仕事にやりがいがあるか?」と聞かれるとはっきり言って答えはNOです。

僕の職種はいわゆるSEです。SEにも色々ありますが、僕が携わっていたのは主に設計・製造・テストの部分です。ざっくり言えばクライアントによって決められた部品を品質を担保して納期に間に合うように作るお仕事です。個人的な考えや工夫が介入する部分はあまりありません。
これがもっと基本設計など製品の仕様を決められるところに携わることができればまた別だったのかもしれませんが、自分の意志の介入もなく決められたモノをただ作る仕事がずっと好きになれませんでした。

仕事自体はそれなりにそつなくこなしてきたと思います。ただ、自分が問題ない仕事をしても自分ではコントロールできない部分で問題が発生すると、途端に計画通りに仕事が進まなくなり、残業や休日出社が発生することが嫌でした。

やっている仕事に興味を持てなくなった

これがもっと興味が持てる分野であれば情熱を持って仕事に向かっていけたのかもしれません。

もちろん元々自分で志望して入った会社です。興味があったから入った業界でした。ただ、いくら企業研究等をしても実際の仕事内容というものはやはり入って働いてみないと分からないものです。興味の持てる仕事と違う部署に配属されることもあります。

最初はなんとか興味を持とうと意欲的に取り組んでいたとしても、やはり好きではない仕事に情熱はなかなか持てません。

数年後も同じ仕事をしたいと思えなくなった

いつしか働くってそんなもの、仕事があって毎月給料を貰えるだけでありがたい。そんな風に思っていました。
しかし、30歳を目の前にして、

「このままやりがいの持てない仕事をあと30年以上続けるのか。」
「人生において一番大きな時間を割くであろう仕事を楽しめないのは人生の無駄使いではないのか。」
と考えることが多くなり、転職という二文字が頭に浮かんでくるようになりました。

2.行動

「人生は短いんだ。テンションの上がらねぇことにパワー使ってる場合じゃねぇ!」 小山宙哉さん『宇宙兄弟』11巻より

最近巷で話題なピコさんもこんな熱い言葉を残しています。

中々あがらなかった重い腰をあげ、転職活動を始めました。

2-1.自己分析

自己分析は悩みました。
困ったことに、これがやりたい!という強い思いがある仕事が昔から思い浮かばないのです。
何かやりたいことがあればそれに向かって突きすすめば良いのですが、指針がありません。

本音を言えば働かずリタイアして、のんびりと好きなことをやって生きていきたい。

しかし、そんなことは出来るはずもなく生きていくためにはお金を稼がないといけません。かといって独立して事業主として稼いでいくようなアイディアもスキルもない。

そうなると選ぶべき残された選択肢は、

・自分ができることを仕事にする。
・楽しいと感じ、興味が持てる分野に携われる業種を選ぶ。

という2点でした。

今までのキャリアを捨てるのは勇気がいります。未経験の職種で給料は下がりその後、成功するかどうかもわからない。そもそも、まったく新しい職種につきたいと思えるほど情熱を持てるやりたいことはない。

思い返せば現在のSEという仕事も、楽しいと思える瞬間はありました。 ただ現状に問題があるとすれば、携わる仕事に興味を持てずやりがいを見いだせないことでした。

そこで職種は変えず、前々から興味のあった分野の仕事に携われることができる会社を中心に求人を探すことにしました。

2-2.転職サイトに登録

リクナビNEXTマイナビ転職、@type、DODAといった転職サイトに片っ端から登録しました。それぞれに掲載されている求人情報は異なるからです。

求人情報に差異はあるものの使いやすいと思ったサイトは個人的に@typeでした。

この時、登録に使用するメールアドレスは普段使いのものとは別に新規に取得したものを登録するのがいいと思います。毎日各サイトから計100通以上も求人情報メールが来るのでその他のメールがすぐに埋もれてしまいます。

Gmail新規に取得したメールアドレスであれば、メールの分別も楽であり転職活動が終わったら不要としそのまま捨てることができます。

2-3.転職フェアに参加

求人情報だけでは、どんな会社かどうかは中々分からないです。   上記の転職サイトが主催する転職フェアには様々な企業が出展されおり、参加すると直接人事の方から詳しくお話を伺うことができます。昨今は企業の中途採用意欲が高いのか、転職活動期間中に何度も開催されていました。

実際に何度か転職フェアに参加し、出展ブースで人事の方とお話することで、直接採用面接の打診があった企業もいくつかあります。

2-4.転職エージェント

カウンセリングにて働く上で重視したい条件を伝えることで提携している企業からの求人を提示してくれたり、書類や面接対策などのアドバイスを受けることもできる大変ありがたいサービスです。また、就業中に転職活動を行う場合には現職が忙しいときにも志望企業との面接日程調整を代わりに行ってくれるなど至れりつくせりです。

しかし、僕は転職エージェントは利用しませんでした。 理由としては自分のペースで転職活動ができなくなるだろうなと思ったからです。

転職エージェントというサービスが、紹介した人材が提携企業に入社することで企業から紹介料を頂くという仕組みである以上、自分の望んでいない求人情報をすすめてくることは当然あります。これは担当となる方の当たりハズレによるところも大きいのでしょうが、色々紹介していただく求人情報について気に入らないものを断るのも申し訳なく体力を使います。

第3者に自分のペースを乱されるのもあまり好きではなかったため、何度かカウンセリングの誘いはありましたがすべて断りました。
紹介された求人を断ることでそのスキルで高望みするなよといった心の声が聞こえてきそうだったこともあります。

便利なサービスであるのは間違いないので下記に当てはまる方にはオススメだと思います。
・どうしても今すぐに転職したいけど、仕事が忙しすぎて転職活動に当てる時間が少ない
・転職はしたいけど、自分の志望する仕事がなかなか分からない

カウンセラーの方とは電話で数回お話しましたが、積極的に転職活動を手伝ってくれる気概があることは感じました。転職したいと思っていても様々な理由があり、行動に移せない人にとって大きな力になってくれるのは間違いないと思います。

2-5.面接

採用面接の日程は平日に組まれるため、多かった休日出勤の代休を使って面接に行っていました。どうしても丸々一日は休めない時も、午前中だけ会社を休ませてもらってなんとかスケジュールに都合をつけていました。

学生時代は面接に対しての苦手意識が強く、就職活動が終わった際にはもう二度と採用面接なんてしたくないと思っていました。

自分に何ができるのかも分からないし、やりたいことも分からない。それなのに上辺の志望動機や自己アピールをたくさん並べなければいけない辛いもの。(あくまで過去の個人的な感想です)

そんなもともと苦手意識が強かった面接でしたが、今回の転職活動ではあまり嫌だとは感じませんでした。

これは中途採用の面接では主に今までの会社で何をやってきたのか、何ができるのかという履歴書や職務経歴書に沿った質問に対して、詳しく今までの実績を答えればいいだけなので回答に困ることがなかったからです。

そこで自分を大きく見せる必要もなく、こういったことができますと答え、志望企業が求めている人材とスキルがマッチングすればよし、残念ながら求めているスキルとは違っていたのであればそれはただご縁がなかったということであると考え、割り切った気持ちで面接に臨んでいたと思います。

できないことを出来ると見栄を張って面接を通ったとしても、入社してから困るのは自分と採用して下さった会社であり、誰も得をしません。

ただ、割り切って面接に挑んだといっても想定質問の対策など、やはり出来る範囲での最低限の準備はしっかりと行っていました。

3.結果

転職活動期間

転職活動期間は約2ヶ月。
志望して実際に採用試験を受けた企業は2社。内定を頂いた企業が1社。

思っていたよりもスムーズに転職が決まりました。たまたまご縁もあったんだと思います。
ありがたいことに提示された条件で前職から待遇もかなり上がり、通勤も楽になりそうです。

かかったお金

転職活動にかかったお金は1万5千円くらい
・ビジネス用のブリーフバッグ 約6,000円
・書籍代           約3,000円
・証明写真代         約2,000円
・履歴書・封筒代       約500円
・その他交通費等       

参考になった書籍

・本気の転職パーフェクトガイド

自己分析方法、求人情報の読み解き方、履歴書・職種別の職務経歴書の書き方、面接の準備および退職までの段取りまで転職活動で疑問となることが一通り書かれていました。
特に、職務経歴書を書くのは初めてだったので大変参考になりました。

・【テストセンター・SPI3‐G対応】転職者用SPI3 攻略問題集【改訂版】

テストセンター対策はこの一冊をやるだけで問題はなかったです。ちょっと問題量が少なくて不安という方はネットで問題と解説を無料で掲載しているサイトもあるので利用するとより自信がつくと思います。

特に大変だったこと

履歴書を作成するのが大の苦手で大変でした。今時はPCで作成するのが主流なのかもしれませんが、手書きに拘ったため時間がかかる上に失敗をして1枚を書き上げるのに4時間以上かかっていました(汗)

4.新しい仕事に向けて

わりと仕事に対してネガティブなことばかりで、読んでいる方にとって不快な内容だったのかもしれません。

それでも新しい仕事に対して今は不安もありますがワクワクした気持ちの方が大きいです。これは今までの会社で感じていた限界や束縛感から開放されたのと同時に、久しぶりに新しく自分の興味の持てるものに挑戦できる喜びからくるものだと思います。

もしかしたら、働き始めてやっぱり失敗だったと感じるかもしれませんが、自分で選んだ結果なので来月から前向きに頑張っていきたいと思います。

5.最後に

記事内でも書きましたが転職活動を行った上で、現在転職は売り手市場であると感じます。毎日たくさんの求人メールが転職サイトからも送られてきて、転職フェアも定期的に開催されています。

1年前の自分からは転職するなんてことは想像もしていなかったのですが、実際に行動してみると思っていたよりも転職の敷居は低いと感じました。

もし現状に満足できず少しでも転職を考えているけど転職活動は大変そうなどといった理由から行動できない方がいたとして、この記事が何かきっかけになれば幸いです。

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